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餅まき - 村上久三郎
2022/09/24 (Sat) 14:09:17
家が建てられると、大工が屋根にのぼり、餅をまきます。「たちまい」と言いますが、方言か。大人も子供も「はしゃぎ」ます。
隅に撒く餅を「すみ餅」といい、かなり大きいです。これを拾うと縁起が良いとされました。これは、昭和20年代の光景です。私は2度、「すみもち」を拾いました。役場と斎藤作左衛門の小屋。
現在は、奈良県宇陀市榛原の墨坂神社で、11月4日の午後3時頃にまきますが、「たちまい」とは違います。
屋根の頂上にある「桶」は私が持っております。3本ぐらいの「かざり」(背丈は1.5m位)があり、それを、本家で見せていただき、作るつもりです。家を建てるときは、「完全に完成しないこと」が鉄則ですが、その意味は難しいよ。これが、欧米に誇れる昔の日本文化です。